桑名例会 2018/10/13-14

 隔年で実施している地方例会。11回目の2018年は、木曽三川。桑名市で例会を行い、巡検はナロー鉄道と揖斐川、長良川、木曽川の横断。木曽三川公園センターでは、展望タワーや輪中の暮らしを見学。歩き疲れた最後は尾張の御囲堤。
 参加者は、ゲスト4名を含む21名。2006年の一関以来の20名越えとなりました。

◆10月13日(土) 14時~17時  例会 桑名市中央公民館
「桑名の歴史と成り立ち」 (桑名歴史案内人の会 伊藤副会長)
 慶長の町割り、七里の渡し、古代の東海道、宝暦治水と明治改修、
 旗振山、養老・桑名断層、桑名の鉄道、桑名は東西方言の分水嶺

 例会の後、懇親会会場までの街歩き。引き続き、加藤会長、伊藤副会長に案内していただきました。
 桑名電軌跡、北勢線廃線跡、海蔵寺薩摩義士墓所、七里の渡し跡等。 一度歩いているメンバーからも、自分たちだけで歩いた際とは深みが全く違うとの声が聞かれました。



懇親会 レストラン Rocca 18時~20時30分



◆10月14日(日) 9時~10時 <ナロー鉄道に乗ろう>
標高グラフ付きの大きな地図を見る
 三岐鉄道 北勢線(762mm)。三重交通 → 近鉄 → 2003年より三岐鉄道が運営。
 1両専有。対面の座席と普通に会話できる。
 先発隊の福田夫妻。
 諸戸水道貯水池遺構。
 宅地分譲される諸戸邸跡。
 3軌道同居踏切。
 北勢線(762mm)、JR関西本線(1067mm)、近鉄名古屋線(1435mm)

◆10月14日(日) 10時~16時20分 <三川三県越え>
標高グラフ付きの大きな地図を見る
 養老鉄道で多度駅へ。
 ほ場整備された元輪中の田んぼを歩き、揖斐川を油島大橋で渡り三重県、岐阜県の県境越え。
 長良川、木曽川の背割堤。
 下流側に延びる油島千本松締切。
 揖斐川と養老山地。
 岐阜県。足元には輪中の農家(復元)
 ままず(なまず)三昧。
 輪中の農家。水屋、上げ舟、上げ仏壇の仕組み。
 いま、ここ。
 その名もズバリ、治水神社。
 長良川大橋を渡り岐阜県、愛知県の県境越え。
 木曽川。河床に送電塔が立つ。その手前にはケレップ水制。
 明治改修で締切られた佐屋川の河岸跡。
 御囲堤あたり。佐屋三里の渡址、佐屋代官所跡。最後は佐屋駅で解散。
 歩いたルートのGPSデータから作成した鳥瞰動画。

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