猿橋 2025/10/5

 長くて暑い夏がようやく終わり、外が歩けるようになりました。秋の巡検は、中央線猿橋駅IN、鳥沢駅OUTで山上住宅地、水力発電施設、廃線跡をめぐりました。参加者は8名。9:50に集合し、パストラルびゅう桂台へ。
 猿橋駅から約110m の高低差。バブル期に開発され、山一證券が破綻した 1997 年に分譲開始。地上と宅地を結んでいた斜行モノレールは2006年に休止、2011年からは地下道とエレベーターで結ばれています。
 宅地の区画は200平米前後、静かで落ち着いた宅地です。販売サイトの説明は「駅徒歩5分」とあります。※駅から連絡通路入り口徒歩1分、入り口からエレベーターまで徒歩3分、エレベーター乗車時間約1分。
 尾根を削り、谷を埋める。至る所にあります。薄青色:切土地、桃色:盛土地
 八ツ沢発電所施設群は、桂川に沿って20カ所、約14km続く最大規模の国の重要文化財。1910年(明治43年)に着工、1914年(大正3年)竣工。
 取水口制水門。
 取水口沈砂池。奥に第一号隧道の取水口。
 大月市郷土資料館横の開渠部。崖は富士山噴火の溶岩流によるもの。
 猿橋。伝統的な「刎橋(はねばし)」の技法を使い1984年に復元。内部は鉄骨。木材だと、補修(架け替え)頻度が高まるとのこと。
猿橋から。指をさしているのは第1号水路橋。
大月市郷土資料館。江戸期のジオラマ。
中央線旧トンネル(大原隧道)西口。
見つからなかった中央線旧トンネル(大原隧道)東口。
2022.12 のストリートビュー。冬なら、見つかったようです。  
2024.6のストリートビュー。夏は草木に埋もれている。
四方津の大野貯水池へ延びる水路。最終的に水は上野原の八ツ沢発電所へ。
 第3号水路橋。
 中央線旧線の路盤。単線時代。
 中央線新桂川橋梁。1968年中央線付替え、複線化時に供用開始。最後は、セットバックした甲州街道を歩き、鳥沢駅 16:40 で帰路に。

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